ニュース
商談・面談解析クラウド「ailead」、商談レビュー工数と売上予測の精度を同時に改善できる新機能「AI Insight」を実装
プレスリリース
2025年12月23日
商談・面談解析クラウド「ailead」、商談レビュー工数と売上予測の精度を同時に改善できる新機能「AI Insight」を実装
株式会社ailead(本社:東京都港区、代表取締役:杉山大幹、以下「当社」)は、当社が開発・提供する商談・面談解析クラウド「ailead(エーアイリード)」に、商談や面談の会話内容が、意思決定にどれだけ有用な情報となっているかをAIが評価し、「スコア」「スコア根拠」「会話の背景」を可視化する新機能「AI Insight」を実装したことをお知らせします。 本機能により、商談・面談で得られた情報の“質”を可視化し、フォローすべき案件の優先順位付け、深掘り不足の特定、次回確認事項の明確化を支援します。結果として、管理職のレビュー負担を軽減しながら、パイプライン管理・売上予測などの意思決定を加速します。
■「AI Insight」開発の背景

近年、商談や面談のオンライン化が進み、企業が扱う会議記録データは急速に増加しています。しかし、蓄積された会話データをどのように活用し、提案活動や業務判断の質向上につなげるかについては、本格的な検討が十分に進んでおらず、活用の仕組みづくりは未整備のままとなっていました。
商談記録データ活用における主な課題
● 商談ごとの情報の“質”にばらつきがある
● 深掘りが不十分なまま次工程に進んでしまう
● 会話の重要ポイントが記録の中に埋もれてしまう
● 膨大な記録データを管理職が確認しきれない
当社にもこうした声が多く寄せられており、会話データをどのように改善活動へつなげていくべきかについて、より実効性のある仕組みを模索する状況が続いていました。
既存の文字起こしツールやAI要約では、会議の“量”は把握できても、提案や判断に有用な情報がどれだけ得られているかといった“質”を評価するには限界があります。その結果、商談や面接の振り返りが属人的となり、改善すべきポイントを見極めるまでに多くの時間と労力を要するケースが目立っていました。
こうした背景から、当社は会話内容が提案や意思決定にどれほど貢献しているかを客観的に評価し、改善ポイントを明確にできる仕組みとして、新機能「AI Insight」を開発しました。
■「AI Insight」の活用効果
経営層・マネージャー層が得られる効果
● 予実管理の精度向上
案件ごとの「情報の質」がスコアとして可視化されることで、従来は担当者の主観に依存していたパイプライン管理が客観化され、売上予測の精度向上につながります。
● 商談レビューの効率化とフィードバックの標準化
商談記録の全量を確認しなくても、AIが重要ポイントと深掘り不足箇所を提示するため、管理職のレビュー負担が大幅に軽減されます。メンバーへのフィードバックもスコア根拠をもとに行えるため、属人化しない、再現性の高いマネジメントが実現します。
● 意思決定の透明性向上
どの情報が経営判断に寄与したのかを把握することができます。「根拠が説明できる安心感」を提供し、組織としてのデータ活用の質を高めます。
● 組織ナレッジの資産化
商談のデータが蓄積され、企業自身が保有するナレッジとして資産化されます。担当者異動時の情報断絶や、トップ営業だけに頼った組織構造からの脱却にも寄与します。
現場担当者が得られる効果
● 商談・面接の振り返りのスピードと質向上
会話全体を読み返す必要がなく、AIが抽出した重要ポイントとスコアを確認するだけで、商談内容の把握が可能になります。振り返りにかかる時間を大幅に削減します。
● 深掘り不足の箇所が明確になり、改善案や次回商談の準備が容易に
スコア根拠として「不足している情報」「次回確認すべき内容」が提示されるため、次の商談・面談の準備がスムーズになります。個人の経験に頼らない、再現性の高い活動が可能になります。
● 優先すべきフォロー先がひと目で分かる
情報密度が高い商談、優先的にアプローチすべき案件がスコアで可視化されることで、日々のタスクの取捨選択が容易になります。抜け漏れが発生しづらくなり、商機の取りこぼし防止につながります。
● 上司への報告や共有がスムーズに
スコアと背景が自動生成されるため、報告資料の作成や口頭での説明が簡潔になります。伝えるべきポイントが整理されているため、コミュニケーションコストを大きく削減します。
● 自身の商談スキルの改善点が把握できる
抽出された情報の具体性・深度・実用性が可視化されることで、自身の商談スタイルの強みと弱みが把握でき、スキル成長のためのフィードバックとして活用できます。
■「AI Insight」でできること
「AI Insight」は、商談・面談の会話内容をAIが多角的に評価し、次の3点を自動生成します。
1. 情報の有用性を5段階で評価する「スコア」
抽出情報を基に、情報の有用性を5段階でスコア化します。
2. 情報の文脈を示す「会話の背景」
抽出情報がどのような流れ・意図で語られたかを明確化し、文脈込みで理解できる形に整理します。
3. スコアの理由を示す「スコア根拠」
スコア付与の理由を客観的に提示し、不足情報・深掘りポイント・次回確認事項を明確化します。
■今後の展望
会議記録が増えるほど、組織は“情報があるのに判断が進まない”状態に陥りがちです。AI Insightは、会話データを“意思決定に使える情報”へ変換し、管理職が迷わず次の一手を選べる状態づくりを支援します。今後も、営業・採用をはじめとするコミュニケーション業務の意思決定を、より速く・正確にするための機能拡充に取り組みます。
■商談・面談解析クラウド ailead(エーアイリード)について
商談・面談データ解析クラウド ailead(エーアイリード)は、“営業・人事部長の右腕”として、業務効率化と人材育成を通じた生産性向上を支援するツールです。
AIエージェントが「コミュニケーションデータ」を自動で収集・解析・可視化することで、営業領域ではスキルの底上げやメンバーの成長を後押しし、セールスイネーブルメント領域で顧客満足度No.1※を獲得。人事・HR領域では、面談や1on1の可視化、フィードバックの質向上を通じて、採用・育成の精度を高めるデータドリブンな環境を実現します。
属人化の解消や業務の最適化を通じ、限られた人材で高い成果を生み出す組織づくりをサポート。人手不足や働き方の非効率といった社会課題の解決に貢献しています。
※ITreviewカテゴリーレポート 「セールスイネーブルメント部門」(2024 Winter)
■株式会社aileadについて

aileadは、“世界中の人々の役に立つ事業を創り続ける”というミッションのもと、AI(人工知能)及びML(機械学習)を活用し、生産性を飛躍的に向上させるグローバル事業を創ることを目指しています。
会社名:株式会社ailead
所在地:東京都港区虎ノ門二丁目2番1号 住友不動産虎ノ門タワー 13F
代表取締役社長:杉山大幹
コーポレートサイト:https://aileadinc.com/
■本プレスリリースに関するお問い合わせ
メールアドレス:pr@aileadinc.com



