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「個人のAI活用では人が育たない」 営業人材育成・マネジメントとAI活用に関する実態調査で判明 ~生成AIの効果は“効率化”止まり、 組織的なAI活用こそ人材育成・生産性向上のカギ~
プレスリリース
2025年11月20日
「個人のAI活用では人が育たない」 営業人材育成・マネジメントとAI活用に関する実態調査で判明 ~生成AIの効果は“効率化”止まり、 組織的なAI活用こそ人材育成・生産性向上のカギ~
株式会社ailead(本社:東京都港区、代表取締役:杉山大幹)が提供する商談・面談解析クラウド「ailead(エーアイリード)」は、全国の営業職300名を対象に「営業人材の育成・マネジメントとAI活用に関する実態調査」を実施しました。 その結果、約7割の営業職が「人材育成・マネジメントに課題を感じている」一方で、多くの企業がAIを“業務効率化ツール”にとどめており、育成やスキル共有といった本質的な課題解決にはつながっていない実態が明らかになりました。
■調査サマリー
約7割が「育成・マネジメントに課題を感じている」
個人でAIを日常的に活用している営業職はわずか7%
個人活用AIツールの6割が「ChatGPT」
個人のAI活用、効果を実感しているのは“効率化”のみ
組織としてのAI活用は4割強に留まる
組織でのAI活用は“効率化”を超え始めている
■調査結果詳細
【結果1】 約7割が「育成・マネジメントに課題を感じている」
営業組織における最大の課題は「スキルのばらつき」(59.6%)。
次いで「育成リソース不足」(32.7%)、「属人化」(29.2%)が続き、 “個人の経験や勘”に依存した教育体制の限界が浮き彫りに。

【結果2】AIを日常的に活用している営業職はわずか7%
約3人に1人がAIを試験的に利用しているものの、 業務に定着している層は1割未満。
依然として、AI活用は「個人レベルの実験段階」に留まる。

【結果3】個人での利用AIツールの6割が「ChatGPT」
最も多く使われているのは「ChatGPT」(58.9%)。 一方で、営業現場に特化したAIツールの導入は限定的。 “ビジネスで使えるAI環境”はまだ整っていない実態が明らかに。

【結果4】個人のAI活用、効果を実感しているのは“効率化”のみ
AI活用で約7割(69.8%)が「業務効率化」に効果を実感。しかし「若手の早期戦力化」「属人化解消」はいずれも約4割にとどまり、 “人が育つAI活用”には至っていない。

【結果5】組織としてのAI活用は4割強に留まる
「全社導入」10.0%、「部分導入」33.3%と、 導入・検討企業は過半数を超えるものの、組織的な定着はまだ道半ば。

【結果6】組織でのAI活用は“効率化”を超え始めている
「業務効率化」では76.9%が効果を実感し、 個人活用を上回る数値を示す。 一方で「属人化解消」(55.4%)、「成果向上」(57.7%)など、 “育成・ナレッジ共有型AI活用”が次の成長フェーズに。

■考察
株式会社ailead 代表取締役 杉山大幹
今回の調査では、営業人材の育成・マネジメントにおいて「属人化」と「スキルのばらつき」が依然として大きな課題であることが明らかになりました。多くの現場ではAIを個人の業務効率化ツールとして活用しているものの、育成やナレッジ共有といった“組織の力”を高める領域には十分に生かされていません。一方、組織レベルでAIを導入し、商談内容の解析やナレッジの再現を仕組み化している企業では、属人化の解消や成果向上といった質的な変化が進み始めています。
AI活用の真価は、個人の生産性向上にとどまらず、組織全体の知見を資産化し、継続的に学習する仕組みをつくることにあります。これからの営業組織には、「人がAIを使う」段階から「AIで組織が成長する」段階への転換が求められています。aileadは、AIを通じてこの構造変革を後押ししていきます。
■本調査レポートの詳細はこちら
営業組織のAI活用実態や、個人・組織での効果比較など、詳細データをまとめた完全版レポートは以下より無料でダウンロードいただけます。
【調査レポート】営業人材の育成・マネジメントとAI活用に関する実態調査
https://www.ailead.app/sales-management-survey
<調査概要>
調査名:営業人材の育成・マネジメントとAI活用に関する実態調査
調査主体:株式会社ailead
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象:全国の社員数300名以上の企業に勤める営業職の男女
有効回答数:300名
調査期間:2025年10月10日〜16日
※本調査データを引用・掲載される際は、調査名「営業人材の育成・マネジメントとAI活用に関する実態調査(2025年)」および調査元「ailead」を明記ください。
■商談・面談解析クラウド ailead(エーアイリード)について

商談・面談データ解析クラウド ailead(エーアイリード)は、“営業・人事部長の右腕”として、業務効率化と人材育成を通じた生産性向上を支援するツールです。
AIエージェントが「コミュニケーションデータ」を自動で収集・解析・可視化することで、営業領域ではスキルの底上げやメンバーの成長を後押しし、セールスイネーブルメント領域で顧客満足度No.1※を獲得。人事・HR領域では、面談や1on1の可視化、フィードバックの質向上を通じて、採用・育成の精度を高めるデータドリブンな環境を実現します。
属人化の解消や業務の最適化を通じ、限られた人材で高い成果を生み出す組織づくりをサポート。人手不足や働き方の非効率といった社会課題の解決に貢献しています。
※ITreviewカテゴリーレポート 「セールスイネーブルメント部門」(2024 Winter)
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■株式会社aileadについて
aileadは、“世界中の人々の役に立つ事業を創り続ける”というミッションのもと、AI(人工知能)及びML(機械学習)を活用し、生産性を飛躍的に向上させるグローバル事業を創ることを目指しています。
会社名:株式会社ailead
所在地:東京都港区虎ノ門二丁目2番1号 住友不動産虎ノ門タワー 13F
代表取締役社長:杉山大幹
コーポレートサイト:https://aileadinc.com/
■本プレスリリースに関するお問い合わせ
メールアドレス:pr@aileadinc.com



